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【日経新聞】住友電工、大型蓄電池を米で初受注 現地生産も検討

 住友電気工業は米国の電力大手、サンディエゴ・ガス・アンド・エレクトリック(カリフォルニア州)から次世代型の大型蓄電池を受注した。海外で初めての受注。
大型蓄電池は気象状況などに発電量が左右される再生可能エネルギーの有効活用につながるため、米国でも需要拡大が見込まれる。住友電工はコスト削減に向けて現地生産も検討し、先行する韓国LGグループなどを追う。


 次世代大型蓄電池の一つである「レドックスフロー電池」を受注した。競合するリチウムイオン電池より発火リスクが少なく、寿命が長いのが特徴。国内では2015年に北海道電力から受注している。

 今回受注したのは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が米カリフォルニア州と契約した実証プロジェクト。蓄電池の容量は出力ベースで2000キロワットで、今秋に設置する。周辺インフラなどの整備も含めた事業規模は数十億円程度とみられる。

 米カリフォルニア州では電力大手に大型蓄電池の設置を義務付けており、住友電工も営業活動を強化してきた。今後は米国での受注拡大をにらみ現地法人の営業担当者や技術者を増員する。現在は日本にある大阪製作所(大阪市)で蓄電池を生産しているが、数年内に米国で部品の調達体制を整え、組み立て工場も建設する方向で検討に入った。

 米国の蓄電池市場はカリフォルニア州が電力大手に義務付けた蓄電池だけで数千億円規模が見込まれる。韓国LG化学などが先行するが、住友電工は米国市場を皮切りに世界で大型蓄電池の市場を開拓し、年1000億円規模の事業に育てる考えだ。

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